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nagashimahope

新たな回転売買の手法


こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。


投資信託の販売現場で問題となっている「回転売買」ですが、新たな手法が市場で流行っているらしく、また問題となっていきそうな予感です。


回転売買とは、投資信託の保有者に対して、その投資信託を売却させ、手元に戻ってきたお金でまた別の投資信託を購入させる、というものです。販売した側は、お客様が投資信託を購入する「都度」手数料がもらえるため、売って買ってを繰り返させるような提案をする動機が生まれ、販売現場では問題となっています。


回転売買を規制するルールが作られたりしているのですが、規制すると往々にして抜け道を考えるずる賢い人たちが生まれてきます。

今回の抜け道は、「満期になってお客様の手元に戻ってきたお金で新しい投資商品を買わせるのは回転売買ではない」というものです。

例えば、1か月後に満期になる投資商品を販売し、満期後にお客様の預金に入ってきたお金でまた1か月後満期の投資商品を買わせる。これは回転売買ではないというのが販売側の言い分です。


屁理屈みたいな話ですが、驚くことに、この言い分が通ってしまうのがいまの金融業界です。

よりよい社会のために変えていく必要がありますね。

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