お年玉で鍛える金融リテラシー
- nagashimahope
- 2018年1月4日
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こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
お正月といえば、お年玉を楽しみにしている子どもたちを想像します。
今はもらう立場ではなくなってしまいましたが、まだもらえる年齢だったころはとても楽しみだった記憶があります。お年玉という制度が普及されたことに今でも感謝です。
さて、私の個人的な意見ですが、このお年玉は子どもたちに好きなように使ってもらうべきだと考えています。理由はお金を使う「経験」をすることができるからです。
この経験はお金以上の価値があります。大人になった時に渡す、という考えもありますが、今の金利では100万円を銀行に預けても10年で10,000円くらいしか利息がつきません。税金20.315%を考慮すると8,000円以下です。そもそもお年玉を100万円もらえる家庭はまれなので(羨ましいですが)、お金を親が預かっておく、というのは非常にもったいない気がします。
お金を使う経験がないと、収支を考えたり、資金繰りを考えたりする機会が失われます。それは金融リテラシーを高めるチャンスを逃すということで、ましてやなんでも素直に吸収できる幼少時代ではその損失はなおさらです。
「経験に投資する」ということが日本ではあまり浸透していません。将来を担う子どもに投資する気持ちで、お年玉を自由に使わせてみるのはいかがでしょうか。