福袋を買うのは損???
- nagashimahope
- 2018年1月10日
- 読了時間: 2分
こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
年始の時期はいろんなお店で「福袋」が販売されています。
「10,000円相当の商品が入っていて1袋なんと3,000円!!」みたいなお得感満載のPOPと店内呼び込みによりこれでもかというくらい人が殺到します。
いろんな噂が飛び交っているので真実かどうかはわかりませんし、企業それぞれによって違うかと思いますが、
「福袋の中身は去年の売れ残りが詰め込まれている」
なんて言われています。企業は売れ残りの商品を販売(処分)し、消費者は定価よりも安く商品を購入してみんなハッピーというわけです。
みんなが満足している結果になるのなら素晴らしいことですよね。私も福袋を買ってハッピーな気分になりました。新年の行事を一つこなしたかのような満足感です。
ただ、経済学的には福袋を買うという行為は「非合理的」つまり損であると解釈されます。
それは「中身がわからないものにお金を消費する」からです。
確かに、福袋以外の買い物の時に中身がわからないものにお金を消費することってほとんどないですよね。(宝くじくらいですかね?)
人は非合理的な行動を意外に多くとっています。でも、本人にとってはそれが非合理的ではないことも多いです。
「10,000円相当の商品が3,000円で手に入る」という理由だけで福袋を買っているわけではなくて、「何が入っているんだろう」という「ワクワク」も買っているわけです。本人にとってはこのワクワクがとても大切なわけです。
それにしても、仮に去年の売れ残りの詰め合わせだとしても、それに「福袋」という名前をつけたことが、今の年始の福袋ブームを後押ししている気がします。買ったらいいことありそうなネーミングで、ナイスだと思います。