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借金することは悪いことなの?

  • nagashimahope
  • 2018年1月19日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。

お金を借りることに対してネガティブな印象を持っている方が多いようです。

「借りたお金が返せなくなると借金取りに追われる」

みたいなシナリオを想像する方も多いです。これはあり得ないシナリオではないですが、少し極端です。

「借金=悪」というイメージをもってしまうのはもったいないかもしれません。借金は「欲しいものを手に入れるための手段」の一つだからです。

ここに300万円の車が欲しい貯金ゼロの人がいるとします。月の給料が20万で諸々の生活費で15万かかるとすると、毎月貯金できる金額は5万円です。もし貯金を貯めて車を買おうとすると、5年間かかることがわかります。(300万÷月5万円=60ヶ月=5年)

5年間貯金を続けるというのは結構根気がいりますよね。その間「我慢」しないといけません。自動車を所有することで得られる効用(移動が便利、車を持っているという満足感など)が得られるのは5年後です。

一方で、5年返済で300万を借りて自動車を購入した場合。

毎月5万円と利息を支払うことで即座に自動車を手に入れることができます。貯金していたら5年我慢しなければいけない自動車を所有することで得られる効用を即座に得られるのです。

お金よりも時間のほうが価値があると思っている人は後者を選びます。

もちろん、お金を金融機関から借りなくても、家族に貸してもらったり、貯金額を増やしたり、価格交渉で安くしてもらったり(?)など、手段はいろいろ考えられます。

ただ、イメージだけで借金を悪いものと判断するのは貴重なチャンスを失っているかもしれません。


 
 
 

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