コトラー先生のマーケティング
- nagashimahope
- 2018年1月26日
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こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
マーケティングという考え方を広め、これまで多くのマーケティング論を提唱してきた「フィリップ・コトラー」さんという経済学者がいます。マーケティングの第一人者といわれており、今のマーケティングの考え方の基礎を作られた方です。
コンサルタントの方はマーケティングという言葉を自然に使いますが、そもそもマーケティングとは何なのでしょうか。
マーケティングの定義は、「消費者、顧客、パートナー、および社会全体にとって価値のある提供物を創造、伝達、流通、交換するための活動、一連の精度、およびプロセス」とされています。
つまり、「価値のあるモノ・サービスを作ってお客様に届けるまでの一連の流れ」ということです。作ってから売るまでなので、マーケティングの領域ってかなり広いということがわかります。
領域もかなり広いですし、対象であるお客様のニーズも時代によって変わるため、マーケティング論も時代とともに変化していく必要があります。コトラーさんのマーケティングは大まかに下記のような変遷を遂げてきました。
マーケティング1.0:製品中心
産業革命により大量生産・大量消費が可能となったことから、製品管理を重視した
マーケティング2.0:消費者志向
1970年代の石油ショックにおけるスタグフレーションにより消費者の買い控えが起こったことから顧客思考を重視した
マーケティング3.0:価値主導
ソーシャルメディアの誕生により生まれた世界をよりよい場所にすることに焦点を当てた考え方
マーケティング4.0:自己実現
マズローの「欲求五段階説」における自己実現理論を元にして生まれた考え方(マズローの欲求5段階節については後日コラムでご説明します。こちらもとても素晴らしい理論です)
時代とともにフォーカスする要素が変わっていっているのがわかります。
マーケティングと一言に言ってもその内容は多岐に渡り、また変わっていくものなので、常に最新の考え方を取り入れていきたいと思います。