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nagashimahope

1ドル=360円


こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。

為替レートを毎日細かくチェックしているという人は稀かと思います。為替の変動がお客様や会社の利益、自分の収入に繋がるという方くらいではないでしょうか。

ところで今の為替レートは「変動相場制」という、市場の需要と供給で価格が変わるというルールの中で決められています。世の中の多くのモノの値段の決まり方と同じですね。

変動相場制が取り入れられたのは1973年なので、今から45年前です。それまでは、「固定相場制」という、為替レートを一定に固定するというルールで為替市場はやりとりをしていました。

その時のドル円のレートは「1ドル=360円」です。今は1ドル=110円くらいですから、ざっと3倍くらいの差があります。差というのは「ドルに対して円の価値が約3倍上がった」ということです。「円高ドル安になった」ということです。

今の為替レートからすると1ドル=360円はとてつもない円安です。単純計算で海外旅行に行くのに今の3倍かかるわけですから、当時の海外旅行はお金持ちの人しかできない趣味、みたいな感じだったのでしょうか。

ちなみに、1ドル=360円というレートは「日本円(通貨)が円形(丸い形)だから円1周の360度とこぎつけて360円にした」という説があります。が、実際はちゃんと円の経済力を調査して決まったみたいです。ちなみに当時の調査では1ドル320円〜340円くらいだったそうです。


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