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チューリップバブル


こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。

日本でもかつてあった不動産をはじめとする「バブル経済」ですが、バブル経済とは、

「実態とかけ離れた経済」

のことを言います。

実態とかけ離れた状態というのは過去の歴史で何度も起きています。

過去のバブルの中で、歴史上最も古いといわれているものに「チューリップバブル」というものがあります。

チューリップバブルとは、ネーデルラント連邦共和国(今のオランダ)でチューリップ球根の価格が異常に高騰し、突然に下降したというバブルです。

ピーク時には1個当たり、熟練した職人の年収の10倍以上の価格で販売されるチューリップ球根も複数存在していたそうです。

チューリップの花は観賞用としてお金持ちの間でブームになり、次第に特別な模様の付いた珍しいチューリップの球根が高値で取引されるようになったことがチューリップバブルのきっかけでした。

その後、とてつもなく価格が上がってしまったチューリップの球根を「高すぎて誰も買う人がいなくなるのでは?」という考えを持っている人が増え始めました。

そして「隣町で買い手がいなくなった」という噂が広がり一気に価格が急落しました。

バブルとは結局のところ「心理」が影響しています。

将来の「期待」と「不安」がバブルを生み出します。

何をもって「実態」と判断するのかは非常に難しいところですが、

自分なりの判断軸は持っていきたいものです。


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