こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
企業経営を行っていると、業績が良い時とそうでない時の「波」というものがあります。
そして業績が良くない時は利益を会社に残すためにコスト削減が行われる事があります。
その時に極力削減してはいけないコストとして、「人件費」が挙げられます。従業員に支払う給料のことです。
業種や規模にもよりますが費用の中で人件費は割合が高く、コスト削減を検討する際に「目に付きやすい」項目であるのは事実です。
しかし、人件費を削減するのは企業の価値を生み出す源泉である「人」の生産能力を著しく落とす可能性があります。
これは企業としては非常に危険です。お客様にこれまでと同じサービス品質を提供する事ができなくなる可能性があるからです。いわゆる顧客満足度を落とす結果になり得ます。
人件費よりも先に削れるコストもあります。役員報酬などの削減は従業員の給料を削減するよりも先にやるべきです。
せっかくコスト削減を行うのであれば、その効果(金額面ではない効果の事です)も最大化させるように検討したいものです。