こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
投資する際に得られる利益を判断する軸は大きく「金額」と「率」に分けられます。
投資の利回り(率)が良くても金額が少ないとそこまで魅力的ではなく、また逆も同じです。
どちらも大切なのですが、投資の世界では投資の魅力を伝えるときには「率」で表現されることが一般的です。
今回は不動産投資に要点を絞り、不動産投資の魅力を判断する3つの利回りについてお伝えします。
・表面利回り・・・年間収入を購入価格で割って算出される。物件情報に記載されている利回りとは、一般的にこの表面利回りのことを指すケースが多い。最も単純な計算で、大まかな収益力をつかむのに便利な指標となっている。
・想定利回り・・・満室を想定した場合の利回りのこと。満室時の想定賃料を購入価格で割った数字が想定利回りで、新築物件ではよくこの想定利回りが表される。
・実質利回り・・・家賃収入から支出を差し引いた利益を購入価格で割って算出される。収益力を実体に近い形で計算できる。
お伝えしたいことは計算式を覚えることが大事とかいうことではなく、
・広告に表示されている利回りにはいろんな種類があるということ
・広告にはどの利回りが採用されているのかを理解すること
の2点を把握しないと思わぬ損害を被る可能性があるということです。
これは不動産以外の投資でも同様です。