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大数の法則


こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。

加入している保険の保険料が高い、という相談を受けることが多くあります。

保険料が高いか低いかというのはその人の価値観による部分が大きいのでなんともいえないのですが、保険会社としては保険料の算定にはある程度のリスクを想定し数値として分析した上で保険料を設定しています。

その一つの基準となる考え方が「大数の法則」というものです。

○大数の法則○

サイコロを振って1の目の出る確率は、振る回数を増やせば増やすほど6分の1に近づいていきます。すなわち、ある独立的に起こる事象について、それが大量に観察されればある事象の発生する確率が一定値に近づくということであり、これを大数の法則といいます。個々人にとっては偶発的な事故であっても、大量に観察することによってその発生率を全体として予測できるということになります。保険料算出の基礎数値の一つである保険事故の発生率は、大数の法則に立脚した統計的確率にほかなりません。

端的にいうと、「保険金を支払う確率が保険料に反映されている」ということです。


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