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nagashimahope

評価制度の難しさ


こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。

最近、会社の評価制度についての相談をよく受けます。

「良い評価制度を導入してください」というのが依頼なのですが、これは非常に難しいです。

何をもって良いのか、という定義が企業によって大きく異なるからです。

利益「額」なのか、契約「件数」なのか、業務「効率」なのか、「顧客満足度」なのか、これは主に経営層の方とのヒアリングを重ねないと見えてきません。

そういった難しさもあるのですが、一番の難しさは、

「公平な評価制度は作れない」

ところにあると考えています。

極端な例ですが、

・営業成績が超優秀な人→営業成績が給料に強く反映されるような「成果主義型」の制度を望む

・営業成績が微妙な人→営業成績ではなく勤務態度などを評価するような「業務プロセス型」の制度を望む

という、ごく自然な感情が組織には渦巻くからです。

そもそも、評価制度に公平を求めることが間違っているのかもしれませんが、兎にも角にも、従業員の方がイキイキと働ける環境作りのために評価制度は欠かせないものだと思います。


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