こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
過重労働・違法労働・パワハラによって従業員を次々と離職に追い込む企業が批判されています。いわゆる「ブラック企業」です。
批判されるべきだと思いますし、全員で「ブラック企業はダメ」ということを伝えていかないとブラック企業はなくなっていきません。
ただここで問題になるのが、「何をもってブラック企業と判断するか」という判断軸になります。
過重労働・・・過重かどうかの判断はどのように行うのか?
違法労働・・・法定労働時間を1秒でも超えての労働を全て違法とするのならおそらく日本企業全てがブラック企業になります。
パワハラ・・・仕事上のミスで叱られることでパワハラだと感じる人もいます。
結局、ブラック企業かどうかは働く本人が決めるということになるのだとは思いますが、それだと言ったもん勝ちになってしまいます。企業としてはたまったもんじゃありません。
ただ事実として絶対に忘れてはいけないのは、「仕事のストレスや疲労が原因で死ぬ人がいる」ということです。「最近の若者は弱いから」とかいう人がいますが、そんなことは関係ありません。
会社としてはブラック企業と言われるのは嫌でしょうし、働く方もブラック企業では働きたくはないはずです。全員で世の中を元気にしていくためにもブラック企業というものは無くしていきたいものです。