こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
今はだいぶ聞かれなくなっていますが、バブルの頃は「土地転がし」という悪質な手法で利益を得る不動産業者が非常に多かったそうです。
土地転がしとは、ようは土地の転売です。
1,000万円で売られている土地を購入して2,000万円で売り、1,000万円の利益を得る、というようなシンプルな仕組みです。
一見するとどこにでもある普通のビジネスモデルのように見えますが、土地転がしが悪質な行為である言われるのは、転売を繰り返すことで価格を不当に釣り上げるという点にあります。
【参考:土地転がしの説明】
土地を安いときに買って,高くなってから売却する行為を土地投機というが,そのうちでも特に悪質なものを指す。値上がりが見込める土地を買い占め,転売しては買い戻すことを繰り返して地価をつり上げ,最終的に高額で売却し暴利をむさぼる行為。多くは地上げ屋が絡んでおり,その陰に大手企業の存在がうかがわれることも多い。
右から左に商品(今回の場合では土地)を流すだけで利益を得るビジネスは悪くないですが、「不当に」利益を得るというのは許されるものではありません。