こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
電車に乗っていて車内を見渡すと、ほぼ全員の人がスマートフォン(以下スマホ)を操作しているという光景を見ました。
スマホはもはや生活には欠かせない携帯アイテムになったのだろうと思いました。
現在の時代におけるスマホのポジションを確立したものを「デファクトスタンダード」といいます。
デファクトスタンダードとは、「事実上の標準」という意味です。
スマホを携帯しなければいけないという法律はないのにほとんどの人がスマホを持っています。
携帯電話にはスマホ以外にもガラケーがあるのに、ほとんどの人はスマホを持っています。
デファクトスタンダードを確立できると企業としてはそのモノやサービスから得られる収益が非常に安定します。なので、多くの企業は自社のモノやサービスがデファクトスタンダードへと昇華できるよう努力をします。
しかし、デファクトスタンダードになれるのは基本的に1分野1つ(1社)なので、競争も激しくなります。
あえてライバルの少ない市場で戦うという選択肢も企業は取ることができます。
デファクトスタンダードを通じて経営の奥の深さと難しさを感じました。