こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
今から約30年くらい前のバブルの時期に、「天才相場師」と呼ばれる一人の高級料亭の女将がいました。
その人は「尾上縫」という人で、「占いと神のお告げ」によって株式相場の上昇や競馬の勝ち馬などを見事に言い当てるとして評判となりました。
実際に結構当てていたようですが、これは占いでも神のお告げでもなく、単純に確率の話だと言われています(実際にそうだと思います)。
バブル期は不動産業を中心に上場しているほとんどの株式の株価が上昇するという市況がずっと続いていました。
なので、適当に「○○の株価が上がる!」といっても、それなりの確率で当たってしまうのです。少なくとも50%以上の確率の予想になり得るので、決してフェアではありません。
そのような市況だったこともあり、バブルの時期はランダムウォーク理論信者が増えたとも言われています。
【参考:ランダムウォーク理論】
https://ja.wikipedia.org/wiki/ランダム・ウォーク理論