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合成の誤謬


こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。

経済学の中での有名な考え方に「合成の誤謬(ごびゅう)」というものがあります。

合成の誤謬とは、

ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じることを指す経済学の用語

とウィキペディアには載っています。

いまいち分かりづらいので端的にいうと、

個人では正しい行動でも、集団でその行動をとると正しくなくなってしまう可能性がある、ということです。※ここでの正しいとは「合理的である」という認識の方が正確です

・お金を貯めること(貯蓄)はいいことだ→みんなが貯蓄をする→世の中のお金の流通量が減る→経済の動きが鈍くなる→給料が減る

というのが合成の誤謬の考え方の中でも有名な「貯蓄のパラドックス」というものです。

自分の行動が周りにどのような影響を与えるのか、ということを考えることが合成の誤謬の理解には近道になりそうです。


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