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nagashimahope

消極的対応が得をする心理

こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。


学生時代、本当は勉強しているのに、テスト前に勉強していないというアピール(嘘)をしていた人というのが、一定数いるそうです。

これは、

・勉強して点数が良かった⇒当たりまえとされる(±ゼロ評価)

・勉強したのに点数が悪かった⇒勉強したくせにとバカにされる(マイナス評価)


・勉強していないから点数が悪かった⇒当たりまえとされる(±ゼロ評価)

・勉強していないのに点数が良かった⇒スゴイといわれる(プラス評価)


という分類で第三者に判断されるという心理がベースにあるのが理由とされています。

つまり、「勉強していない」とアピールする方が評価が高まる可能性が高いということです。


これは、形を変えてビジネスシーンでも見受けられます。

新規事業や、新しい施策を取り入れる際に顕著で、新しいものは基本的にネガティブな反応をした方が得をするという構図になっています。そもそも新しい取り組みは成功確率が低いのでなおさらです。


じゃあ、なにごとも消極的な対応をした方がいいのかといえば、私はそうは思いません。

いわゆる「逃げ口を作っておく」という手段に頼ってしまうと、逃げ場のない、本当の力が試される場面で力負けしてしまうからです。

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