自分は間違っていないという思い込み
- nagashimahope
- 2020年12月24日
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こんにちは。株式会社HOPE(ホープ)代表の長嶋です。
強い成功体験があったり、年齢を重ねたりすると、自分の考え方が凝り固まってしまう傾向にあるようです。
脚気(かっけ)という病気があります。
現在は「ビタミンB1の欠乏」が原因だと解明されていますが、昔は「脚気菌(かっけきん)」という菌が原因だといわれていました。日本での話です。
これは、当時医療の最先端を走っていたドイツで学んだ森鴎外の主張でした。森鴎外は、「世界最高峰のドイツで学んだ自分が間違っているわけはない」という考えを持っていたと予想できます。
結局、脚気は菌が原因だと言い続けているあいだに脚気により数万人の命が奪われてしまいました。
ビタミンB1さえ採るようにしていれば失われずに済んだ命ともいえます。
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